じゃんぱらで10TBのハードディスクを見かけることが良くあって気になってました。NAS用で有名なIronWolf Proなら、外付けHDDから抜いた型番良く分からんやつよりリセールバリュー良いかなってことで購入。
今日(2021年8月25日)行った「じゃんぱら秋葉原4号店」には10TBのハードディスクが2台あって、1台だけ買ってきたのでしばらくはもう1台残ってるかも。
ほぼ未使用だった!
電源投入回数19回(電源付ける前は18回)、使用時間252時間でした。毎日使い倒されたと思われるものが出回ることも多い中古ハードディスク市場で、あまり使われていないものをゲットできて嬉しいです。
10TBでどれぐらい稼げるのか
10TBのハードディスクにはプロットが91個入ります。
Chia Calculatorで収益を計算してみると、現在の状況が続く場合、期待値的には毎月1,900円分ほどのChiaを獲得できることになります。
利回りがかなり高い
19,800円で10TBを買った場合、表面利回りは、月利9.6%、年利なら115%にもなります。
ハイリスクな代わりに利回りが高いとされるボロアパート投資でも満室想定利回りが20%とかなので、マイニングの利率がめちゃくちゃ高いというのが分かります。
ただし、経費として電気代がかかる(5Wのハードディスクなら月100円ぐらい)ほか、ハードディスクの故障リスクがあります。
また、今後マイニングの参加者が増えて自分に入る報酬が減ったり、Chiaの総発行枚数が増える(マイニング報酬は新規発行と送金手数料によって支払われてます)ことでインフレを起こしChiaの価格が下がったりすることが考えられます。さらに、Chiaがオワコンになってしまえば買い手が減ってしまい、Chiaマイニングもオワコンになってしまいます。
コロナ禍でリーマンショックのようなことは起こしたくないと世界各国が金融緩和していることもあり、今は暗号資産相場は良い感じですが、今後どうなるかは分かりません。
ちなみに、Chia公式のプールプロトコルによるマイニングプール(Space Poolなど)に参加する場合、分配される報酬は7/8になるので10TBで月1,660円ほどになります。ただ、0.25XCHはブロックを掘り当てた人のもの、1.75XCHはプール参加者で分けるものとなるので、長期的に考えた期待値は、プールでもソロでも変わりません(プールの手数料を考慮しなければ)。安定した収入を得られるマイニングプールへの参加をおすすめします。
Chiaマイニング初心者には10TBぐらいが良いと思う理由
「10TBで1日60円しか稼げないなら缶コーヒーも買えないじゃないか…」と思う方もいると思いますが、ちょっとした生活の足し程度にはなるんじゃないかなと思います。格安SIMの通信費とか、コンタクトレンズの維持費とか、ねこのえさ代とか。
ただし、メーカー製デスクトップパソコンに付属しがちな2TB程度のハードディスクでは、稼いでいる実感が湧きにくくイライラしてくるかもしれません。Space Poolでは最低出金額が0.01XCHなので、2TBで参加していれば最低出金額に到達するまで1ヶ月弱かかります。
投資目的でハードディスクを買う場合、小容量すぎると容量単価や容量あたりの消費電力の高さも気になります。逆に12TBや14TBといった超大容量でも、NAS構築ガチ勢が使うものなので容量単価が高くなります。
10TBの中古や、新品で容量単価が低いものが入手しやすい6TB×2台とかから始めるのが個人的にはおすすめかなと思います。普通サイズのPCケースでも、3.5インチHDD2台ぐらいなら積めると思うので。Chiaがオワコンになったとしても、ハードディスク1、2台ならパソコンに入れておいてもいいのではないでしょうか。
もちろん、たくさんハードディスク積めるでかいPCケースを用意すれば、毎月万単位の収入が得られます。その代わり、Chiaで儲からなくなったときに置き場所や要らないハードディスクの売りさばき方に困るかも。
まあ、私はでかいPCケースでやっているのですが。(Fractal Design Define R5)
東芝10TBも2万切りらしい
ネットで他店舗の在庫調べてみると東芝の10TBも19,800円で売っているみたいです。
画像はじゃんぱらウェブサイトより。
クラウド化の時代で自分のハードディスクにデータを保管することは減りましたが、GPUマイニング需要で高騰しているグラボより安いと思えば買いやすいかもしれません。
※旧サイトからの移行記事です