仮想通貨マイニングの開業届(個人事業主)を出してきました!

個人事業主

日本橋税務署に「個人事業の開業・廃業等提出書」と「所得税の青色申告承認申請書」を出してきました!

開業の経緯

私自身、暗号資産(仮想通貨)のマイニングは以前から余ったグラフィックボードを使って行っていました。しかし、Chiaファーミング専用にPCパーツを購入するようになり、購入にかかったお金を経費にするために開業届を出すことにしました。

なお、ゲームを遊ぶためにグラボを買って経費にするのはダメだそうなので、事業と遊びを上手く分けて管理する必要があります。また、暗号資産に関する法整備はあまり進んでいないので、今後マイニングに関する申告方法なども変わる可能性があります。

開業届の内容

開業届を作成できるサイト「開業freee」を使いました。画面に従って個人情報や事業内容などを入力していきます。

オリジナリティを出せるのは、屋号の部分です。屋号は設定しなくても良いのですが、かっこいい名前にしたかったので、「オフィスUbiquitous Currency」にしました。顧客相手に営業する仕事であれば、覚えてもらいやすい名前などを考える必要がありますが、そうでなければ皆さんもかっこいい名前を付けることをおすすめします(笑)

ただし、会社法で「○○株式会社」といった会社と間違えられる名前を個人事業主の屋号にしてはいけません。また、「銀行」という名称は銀行以外は使ってはいけないなど、業種によっては法律で使えない名称もあります。「Ubiquitous Currency」も、よく考えたら金融商品取引業者と誤認されるかどうかグレーゾーンな名前ではありますが、まあ目立つ勧誘とかしなければ大丈夫でしょう。

開業届を出すタイミング

開業届は、開業してから1ヶ月以内に出す必要があるということになっています。つまり、1ヶ月以内の日付であれば、お店をオープンした日を書いてもいいですし、縁起の良い日などにしてもいいのです。

そこで私は、2021年(令和3年)4月14日を開業日にしました。

2021年4月14日と言えば、暗号資産取引所大手のCoinbaseがNASDAQに上場した日です。将来、開業したときのことを振り返るときのために、Coinbaseの上場日と一緒にしました。ビットコインの価格が上がっていれば「あれが伝説の始まりだった。」と語ることができるし、ビットコインがオワコンになっていたら「あの頃は良かった…」と”バブルは良かったおじさん”として語ることができます。

開業届の出し方

個人事業主の開業届は、紙で提出する方法と、e-Taxで電子申請する方法があります。私は、普段キャッシュレスしか使いたくない人なのですが、開業届はなんとなく紙が良かったので紙にしました。開業届を作るサイトからPDFを印刷し、個人番号(マイナンバー)と提出日を手書きして、印鑑を押しました。

提出は、短い時間で終わりました。書類と控えを持っていきマイナンバーカードを見せると、文書収受のはんこが押された控えを返してくれます。法人化ほど厳格なものではないので、フリーランスを初めたばかりの人でも気軽に提出できますね。

紙で控えを取っておけるので(電子申請でも印刷すれば良いのですが)、開業したときの思い出になります。控えは、屋号名で銀行口座を作るときなどに必要になるので、大切に保管しましょう。

※旧サイトからの移行記事です

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