永遠の推し? “watanabemayu.jp” をドメインオークションで落札してみた

ドメインオークション ただのブログ

突然ですが、ブラウザの上の方に出ているURLを見てみてください。このブログのURLに入っているwatanabemayu.jpというドメインは、お名前.comなどGMOインターネット系列のドメイン取得サイトで開催された.jpドメインオークションで取得したものです。

“強いドメイン”として実績のある中古ドメインなどは、更新期限が切れたあと登録業者によって取得され、バックオーダーで需要調査→オークションにかけるという流れが取られることがあります。

渡辺麻友さん公式サイト

まずは、watanabemayu.jp の歴史について

このドメインは、渡辺麻友さん公式サイト(ソニーミュージック)として、ソロデビューを果たした2012年から利用されていたようです。2012年といえば、スマホがまともに使えるようになり、ガラケーの人気を抜き始めてきた頃です(ソースは僕の体感)。それなりに歴史のあるドメインといえるのではないでしょうか。

まゆゆは2014年の第6回AKB48総選挙で1位を獲得していて、2017年の大晦日でAKB48を引退されています。国民的アイドルとして人気だった時代を支えた、とてもすごいドメインです。

Wayback Machineによるアーカイブより

watanabe-mayu.jpよりもすごい

watanabe-mayu.jpというドメインを使ったサイトも存在しました。それは2018年3月1日から運営開始された公式ファンクラブ「W3M∞(ダブミー)」です(現在は閉鎖済み)。まゆゆはAKB48卒業後も女優などとして活躍されていて、その情報などが掲載されていました。

ファンクラブ運営会社である株式会社SKIYAKIのプレスリリースより

とは言っても、ドメインというのはなんとなく、歴史が長い方が良いのではないでしょうか。あくまで格式が上なのはwatanabemayu.jpだと思ってます( *`ω´) ドヤァ

ちなみに、watanabe-mayu.jpは、いま.jpドメインバックオーダーで予約できるようになっています。予約者が僕以外にもいれば4月のドメインオークションにかけられ、いなければ僕のものになります。

自分のドメインを買うメリット

そもそもドメインとは、ウェブサイトのURLやメールアドレスで使われる、○○.comとか、○○.jpのことです。このドメインを取得すれば、それをインターネット上での自分の住所として使えます。

好きな文字列を(空いてれば)使える

普通の人、例えばexampleという単語が好きな人だったら、Googleが持つドメインを間借りする形でexample@gmail.comというメアドを使い、サイトを作りたくなったらJimdoのサービスで使わせてもらえる、https://example.jimdofree.com/ とかを利用すると思います。

でも、example.jpを保有していれば、example@example.jpというメアドを利用できますし、example.jp をアドレスバーに入力するだけで、自身のウェブサイトを表示できます。

安心して使えて、周りから信頼されるかも

また、そのサイトをまるごと保有できるというのが良いところです。他人の運営するサービスで情報発信していると、そのサービスが終了した場合に情報掲載を継続できなくなってしまいます

例えば、ヤフーが運営するウェブサイトを作成・公開できるサービス「Yahoo!ジオシティーズ(日本版)」は2019年3月末でサービス終了。インターネットが個人にも普及していった時代を支えたサービスでしたが、そこで公開されていたウェブサイトはアーカイブなどを探さないと見ることができなくなりました。

一方で、ドメインを保有していれば、ドメイン登録を更新しレンタルサーバーを借り続けている限り、サイトの公開やメールアドレスの維持を続けられます。仮にGmailがサービス終了してしまえばexample@gmail.comは使えなくなってしまいますが、自分で保有するexample@watanabemayu.jpは使い続けられます。

また、ドメインが会社名になっていると、なんか信頼できるというメリットもあります。Amazonからの注文確認メールが @gmail.comから届くより、 @amazon.co.jpから届く方が信頼できるのではないでしょうか。

ドメインに高額入札する人の目的とは

普通の新品のドメインであれば数千円で取得できます。(それ以降更新料が年間数千円かかります)なので、空いている好きな文字列でサイトを作る場合であれば、新品を取得すればいいです。

では、わざわざ高いお金を出してドメインを買う人は誰なのか。ウェブサイト作るのに高額なお金を出せる人といえば、サイト制作でお金を稼いでいる人が考えられるのではないでしょうか。しかし、企業を紹介するサイトの場合は自分の会社と同じ名前のドメインを取得するのが普通です。そのため、お名前.comのドメインオークションのページには、「SEO対策に」とか「アフィリエイトサイトに」とか書いてあります。

まあ、僕は推しのドメインが欲しかっただけなんですけどねww
同じように、短い文字列や分かりやすい単語(note.comなど)も、ステータスになる・覚えやすいなどの理由で高額取引されることがあります。

watanabemayu.jpのオークションが開催されたページはこちら: https://www.onamae.com/auc/jp/detail/145658

アフィリエイト目的だったかもしれませんが他の入札者も気合入っていたようで、落札価格は221,700円となりました!

これからは○○@watanabemayu.jpというメアドも作り放題!watanabemayu.jpを大切に使っていこうと思います。

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