東京理科大学 理工学部が主催するメタバース上のイベントに参加しました。理科大の理工学部は2023年度から創域理工学部に名前が変わるので、それに先駆けて創域っぽいことをするイベントです。
目次
企画に参加してるメンツがすごい
東京理科大学から学長、理工学部長、教授×3名、准教授×2名、助教×1名が発表者として参加。ソニー・インタラクティブエンタテインメント、株式会社内田洋行、株式会社TAM、VRC理系集会も開催に関わるなど、とても豪華な内容。すげーって思ったので、応募することにしました。
しかも理科大生だけでなく、一般未経験者、一般VRChatユーザーなども参加できます。理科大本気出して来たな〜って思いました。clusterじゃなくてVRCだったのも意外だったところ。
宣伝も気合入ってる
Twitterでのツイートに加え、学校法人東京理科大学として初めてPR TIMESに投稿されるなど、学内・学外に向けた宣伝にも気合いが入っているようでした。
#tus_vrchat というハッシュタグも用意されています。
立体視映像も用意されてるようで、楽しみ!
まずは操作説明会に参加
VRChatやMeta Quest2を使ったことがない人に向けて用意された、事前操作説明会に行きました。場所は7号館6階会議室。野田キャンパスの中では新しい建物です。4回のうち最低1回参加すれば良いのですが、せっかくQuest2使える機会なので、結局2回行きました。
Meta Quest2はFacebookアカウントが必要なので、自分のスマホにOculusアプリをインストールしてFacebookアカウントにログイン、Quest2とペアリングをしました。
Oculus Quest2という名前で発売した当時、Facebook必須に反対している人もネット上に多かった記憶があります…
Wi-Fiのパスワードなどはヘッドセットを被って手で持つコントローラーをポインタの用に使って入力。Wiiリモコンを初めて使ったときのような感動に近いかも。ヘッドセット内で入力中のパスワードを、****で隠す必要があるのかなとは思いましたが笑
また、理科大のWi-FiにQuest2を繋いだ数少ない人になりました! とは言っても別のVRChatはファイアーウォールの関係でうまく動かないので、別のWi-Fiを使いました。
VRChatを練習
Quest2でVRChatをストアからダウンロード。その間にVRChatのアカウントをスマホで作りました。
Quest2側でもログイン。Wiiリモコンみたいなこういう入力方式も、慣れたら速くなりそう。
株式会社TAMの角谷仁(すみやひとし)さん(@hitoshisum)に教えてもらいました。
VRChatってペンを持ってお絵描きとかマイク持って声を伝えるとか、そういうのできるの面白いなぁって思いました。
メタバースイベント当日!
会場はメタバース上!最初の挨拶から最後の記念撮影までずっとメタバース内で進行されます。未来ずらぁ。
7号館やYouTubeでライブビューイングも行われました。7号館のエントランスがライブビューイング会場、Quest2を借りて参加する人が7号館の談話室を使うって感じです。
もちろん、一般VRChatユーザーは自宅から参加できます。メタバース内で7号館が紹介された時は、新しくて綺麗だからかどよめきが上がりました。
操作説明会のときにはいなかった(できなかった)フルトラッキングの方もいて、メタバースすげぇって思いました。
メタバース会場はこんな感じ
興味ある分野や所属を選んで頭の上に表示できるようになっていました。
学長挨拶
東京理科大学の石川正俊学長が、顔をスキャンしたアバターで登場。学長はバーチャルリアリティも専門の一部だそうです。
結構クオリティ高いなぁ…
学部長挨拶
理工学部の伊藤浩行学部長が登場。ホットドッグでした。
各種発表
地震実験の上映
建築学科の宮津裕次准教授が理工学部実験棟から中継。なんか理科大でポケットWi-Fi借りて参加してる人は見れなかったっぽいので、後でYouTubeで見ようってことになりました。
立体視で撮影・上映された火災実験の映像
国際火災科学専攻の水野雅之准教授が事前に撮影した火災実験の様子を上映。
3Dで見えました。VRゴーグルってすげー(スマホ入れるタイプのは元々持ってたけど)
VRC理系集会の発表
VRC理系集会のKurolyさん(@Kuroly7)が、メタバースを使った学術交流について発表。1人しか発言できないビデオ会議と違って、メタバースだと移動しながら会話できるので、色々な会話が生まれるみたいな発表です。
人流解析の結果は、noteにも掲載されたみたいです。
ポスターセッション・自由交流
会場にポスターが出現。理科大の先生方やソニー・インタラクティブエンタテインメントの方などが説明していました。
商品がワールド内で手に取れるように展示してあるの面白い!
自由交流をする時間としても使うことができました。一般参加のVRChatユーザーや、理科大を目指す高校生の方も参加していて、お話ししました。
記念撮影
ワールド内に寄せ書きをして記念撮影しました。
まとめの感想
今回のイベントは、普段違う分野や遠くにいる人とも近い距離感で交流できる場となりました。
僕は普段先生とは体調不良で休むだとかテストの点数教えてほしいだとかそういうことでしか連絡しないので、アバターを通してフラットな感じで交流できるのは面白かったです。(学長アバターはなんかオーラありましたが)
企画の趣旨にもある通り、異文化交流をするにあたってメタバースは向いていそうだと感じました!
滝本さんにコンパイラの単位くださいとは伝えられなかった…